2026年度8月・9月 活動報告
2026年度8月・9月の活動報告です。
総組を実施しました!
8月6日に今年度3回目となる総組を、東体育館で行いました!前回の総組の反省を踏まえて入念な打ち合わせを行い、スピーディーな組み立てを目指しました。
1年生にとっては2回目の総組で、前回よりも積極的な姿勢が見られました。
新しく見つかった課題を今後の改善につなげていきたいです。

新機体の製作に向けて試験や設計を進めています!
今回の活動報告にあたって設計担当の坂本さんから詳しく教えてもらいました。

~新型機の設計コンセプトと開発の狙い~
次回製作する2027年度単発機の設計ポイントについてまとめてみました。
今回の設計において最も重視したのは、「今後の機体製作における明確な基準を確立すること」です。
「単に高度で複雑な形状を追求するよりも、今後のモノづくりにおいて高い再現性をもった『ノウハウ』を残すことこそが本質的に重要ではないか」という考えのもと、機体設計を進めていきました。
~コンセプト:強風下の琵琶湖で「2.4km」のチーム記録を超える~
本機のコンセプトには、「過去の記録である2.4kmを超える」という目標が明確に反映されています。
近年は気候変化の影響もあってか梅雨明けが早まり、大会当日に琵琶湖で強い風が吹く傾向が強まっています。その結果、機体の安定飛行そのものが困難となるチームが増えているのが実情です。
こうした状況を踏まえ、ベース形状には実績のある「KAEDE(2009年機体)」を採用しつつ、スパン長 28m(過度な長尺化を避けた扱いやすいサイズ)であり、設計飛行速度 7.5〜8.0 m/sと準高速機である機体にしており、
・強風下でも風に煽られにくい安定性
・製作現場における高い作業性・再現性
・今後の設計において展開しやすい拡張性
といった近年の鳥人間コンテスト環境に対応する「新たなスタンダード機体」を目指しています。
~技術ノウハウの継承と解析手法の高度化~
また今回は、一連の設計プロセスを卒業論文として体系的にまとめております。広島大学の書庫へ保存されることで、「後代へと継承される確かな設計ノウハウ」として残すことができたと考えています。
技術面においては、一般的なXFLR5よりも高精度な「3次元境界要素法(BEM)」による解析プログラムを自作・構築しました。今後は風洞実験データとの照合を通じて検証を進め、より予測精度の高い解析手法へとアップデートさせていく予定です。
本機をベースとして、まずは目標である「2.4kmの更新」を達成すること。そしてさらなる改良を加え、「10km超」を狙える次世代機開発の確かな基盤となることを期待しています。
新来島どっく様の大西工場に、インターンに行きました!
機体のフェアリングの風洞試験用の模型を3Dプリンターで作ってもらうため、新来島どっくの船型研究所に3週間お世話になりました。
1週目は社員の方に操作をおしえてもらいながら、Rhinoceros7というソフトを用いて図面を作成しました。
フェアリングの3D図面を4人で分担して書きました。
2週目は溶接やガス切断など、船を実際に作るときに使う技術の実習をしました。
溶接やガス切断はとにかく装備が多くて暑く、隙間なく溶接するのが難しかったです。
進水式を拝見することもできました。
工場見学で船の組み立ての際のけがきの入れ方や、機械が何に使われているかを学びました。
船のブロックの模型を作って、ブロック工法で作っていることを知ることができました。
2週目の間に3Dプリンターで印刷してもらい、3週目は1週目に書いた図面が印刷された部品の表面をやすって滑らかにする作業を行いました。
広大卒の社員の方々と懇親会をしたり、人事の方との飲み会があったり、海でのBBQイベントがあったりで、色んなことを企画して頂き楽しく良い経験になりました。
新来島どっく大西工場の方々、ありがとうございました!

9月17日に大阪大学吹田キャンパスで行われた、HPA交流会に参加しました!
午前は講演を聞き、午後は抽選会、交流会を楽しみました。
午前の講演では、競技や人力飛行機製作に役立つお話をたっぷり聞くことができました。
また、午後の抽選会では製作に役立つグッズから高級国産牛に至るまで大満足の景品をゲットしました。
そして最後の交流会では設計や翼製作、操舵などそれぞれの担当に分かれて他チームの方々と情報交換をしました。交流会資料を読んだり、遠くから機体を見たりするだけではわからない他チームの部品構造や工夫を直接お聞きすることができました。自分たちのチームの良い点や、改善の余地がある点がわかって、勉強になりました。
改めて、このような貴重な機会を作ってくださった大阪大学飛行機制作研究会 albatrossの皆様に感謝申し上げます。

7月末に行われた鳥人間コンテストを見に行きました!!
今年度、楓の出場はなかったのですが、来年度の楓の出場に向けて、琵琶湖の緊張感あふれる会場の雰囲気を体感しました。
他チームの機体をじっくり見たり、他チームの方々と交流したりして競技以外でも実りの多い大会でした。

新しいNCを導入しました!
カーボンプレートの加工ができるようになったことに加えて、新機体のための複雑な形状の操舵パーツを削り出せるようになり、製作の幅が広がりました。
削りだすパーツの精度もぐんと上がりました。
また、水槽を自作し水中でカーボンの切削をできるようにしたので粉塵による健康被害を防ぐこともできます。
より良い機械で、より良い新機体を製作できるようにこれからもチーム楓は進歩していきます!!

ドリームチャレンジに参加しました!
広島大学校友会主催の「ドリームチャレンジ賞」において、弊チームが選考の結果、40万円の活動資金支援を獲得いたしました。
授与式では代表が被受賞者代表として謝辞を述べる大役も務めました。
(授与式の様子 校友会ホームページにつながります)
本賞は「学生に活力」を生み出す自主的活動を支援するもので、いただいた支援金は今後の活動に大切に活用させていただきます。
校友会の皆様、温かいご支援を本当にありがとうございました。
より一層邁進してまいります!
ホームページをリニューアルしました!
カラーやヘッダーのデザインを大幅に刷新し、フッターを追加しました。
従来のホームページから大きく印象を変え、爽やかで見やすく、楓やチームの魅力がよく伝わるようなデザインを目指しました。
ブログの更新も頑張ってまいりますので、2週間に1回の更新をぜひお楽しみに...

新機体の完成に向けて、部員一同全身全霊で活動に取り組んでいます。上級生の教えを受けながら、1年生が活躍する姿も多くみられます。また、夏から秋口にかけての他チームとの交流もよい刺激になり、楓の勢いを後押ししています。あらゆることを吸収しながら進み続けるチーム楓、今後とも応援よろしくお願いします!!




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