本音シリーズ②~製作編~
- 3月29日
- 読了時間: 5分
更新日:4月2日
皆さんこんにちは!そしてはじめまして!
KAEDE3年の田村健晋です。
担当は主に設計?です。現在は次期機体の翼形選びのためのプログラムコーディングを行っています。(これがなかなか頭を使うもので、こんなに勉強するのは久しぶり)
自分の予想通りにプログラムが動くと面白さと同時にやりがいが出てきます。(笑)
さて、今回私に与えられた任務は本音シリーズ第二回として、製作状況をブログ形式で書くというものでして、正直製作がどれほど進捗しているのか不明なのですが、頑張って書いてみようと思います。また、ブログ形式で文章を書くのは初めてですし、公式HPに私のつたない文章が載ってしまうのは恥ずかしいです。。。ぜひ、最後までお付き合いください。
まず、過去の製作作業についてお話しすると、主に「ボロボロになった機体を修復する」というものでした。言葉で表すとこんなものですが、実際に検討する項目は多く、フェアリング周り、主翼、尾翼、電装関係の修復が必要になってきます。主な内容としては、主翼外皮をすり直したり、フィルムを張ったり、フレームを覆うためのフィレットを製作したり、パイロット用計器を整備したりといったことです。(絶対もっとある)私も含めてほとんどのメンバーが初めて行う内容ばかりだったと思いますが、次期新機体を製作するには必要な知識を蓄えられたのではないかと思います。私がこれまでの製作作業を通して感じたことは、「結局“製作”がshipの性能を左右する」ということです。飛行機の性能は、特に主翼の精度で変わってくるものだと思います。チーム顧問も常々おっしゃっていますが、主翼前縁や後縁の精度は特に重要です。せっかく性能の良い層流翼形を採用したとしても、前縁がガタガタであればそこでよどみ点ができてしまったり、空気の剥離を起こしてしまい、予想通りの性能が出せないことになります。しかしながら、実際に作業してみると、フィルム貼りに用いるアイロンの温度調整の加減や、側材の前縁部分の曲げ精度、リブの接着精度によって、主翼の出来栄えは全く様相を変えることを実感しました。設計の段階で製作しにくい構造にしないことの重要性を感じました。

また、「製作」という長い工程の中では「報連相」が非常に重要です(校閲担当:あれ、こ
れ代表も言ってたな,,,)。製作方法がわからなかったら設計者に相談したり、作業に進捗が生まれたのであれば、作業の重複を避けるためにチームメンバー間で連絡しあったり、壊れたところが新たに見つかったらすぐに報告したりといったことが大切であると感じました。私たちのチームでは、これらを行う目的で、週に一回定例会という会議を開き、進捗報告をしあっています。DiscordやLineを通じた文章での報告は簡単な一方で相手に誤解を招いたり、そもそも長文を書くのは、フリック入力ができない私にとって苦痛であります。実際に人が集まって会議を開くとそういったことがなくなりますし、「あいつ最近見てないけどどこ行った?」なんてことも減って、大変便利です。
次に、現在KAEDEが行っている主な製作作業としては、主翼の作業窓の製作とバルサなどの材料を保管するための棚づくりです。
主翼の作業窓とは、主翼組み立ての際などに作業者が桁をつかんだり、ボルトでスパー同士を接合する際に必要なフィルム穴のことです。(下の写真)

これがなかなか厄介で、飛行中に空気抵抗にならず、かつ軽量で、丈夫で、取り回しがしやすい構造が必要です。第一世代の作業窓はフルバルサで円形のものを製作しましたが、穴が小さいことと、そのもろさが故、一回目のTF時に破損現象が多発しました。そこで、第二世代の作業窓では穴の大きさ自体を大きくし、さらに形を円形から四角形に変更しました。二回目のTF時には、これらの改善のおかげで大きさに関しては良かったものの、バルサは依然脆く、やはり破損しました。この春休み中に1年松本君が奮闘し、窓枠をより強度のあるポリカーボネートに変更した第三世代を開発しました。この最新型は次のTFまでには機体に設置する予定です。(下の写真)

最後に、材料保管棚についてです。この棚は1年のガッツ君が設計、そして製作を主に担当しています。聞いた話では、釘などをあまり使わない宮大工さんが作っているような棚の設計にしたとか?これが理由かはわかりませんが、設計期日を過ぎてもなおCADと向き合い、部長の大河内に催促されまくりながら必死で作っていた記憶があります。今では改良されたものの、当初案の設計図を見たときには驚きました。「これ、どうやって作るんだ?」これが最初の感想です。しかし、ガッツ君は「職人」として知られるほど、機体修復作業の時にはメンバーの中でも秀でた製作技術を持っていました。私は彼の棚製作を応援しています。実際に、設計図に上がっていた棚の足部分をのこぎりで切る作業
を行いました。けがきがなされていたところをきれいに切ったつもりでした。結果、しっかりけがき線をはみ出していました。ごめん、ガッツ君。
以上、再始動したKAEDEがこれまで行ってきた作業内容になります。ここまでフルで読んでくれた方、ありがとうございます。次の投稿も楽しみにお待ちください。



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